卒業アルバム

卒業から半年経ったのだけど、卒業アルバムを買った。小学校でも中学校でも高校でも、はたまた幼稚園でもなく大学の卒業アルバムだ。お前は保育園からやり直したほうがいい、という意見もあろうが、それは別の話。

なぜこの時期に買ったかというと、親に「今度帰ってきたときに卒業アルバムみせて」と言われ、「注文し忘れたから買ってないよ(はぁと)」って言ったら怒られたから(アルバム代は貰っていた)。
まぁ問い合わせたら運良く(悪く)在庫があるということなので、今日しぶしぶ買いに行ったわけだ。

しかし、本人がわりとどうでもいいと思っているのに、どうして親が卒業アルバムなんぞを見たがるのだろうか、と思い聞いてみたら、
「お前が4年間どういう大学生活を送っていたのか全く知らない。だからせめてアルバムだけでも見たい」
ということだった。わたしは、
「4年間で私がどれだけ成長したかどうかは一目瞭然である。大学教育のすべてはこの体に刻まれている。いや、むしろ私自身が大学教育そのものだといっても過言ではない。これ以上何を望むというのだ?」
ソクラテスっぽく切り返したが、相手にされなかった。子のこころ親知らずというやつか。